この記事では、人口、GDPについて記述致します。
関連記事
オーストラリアの経済指標2 インフレーションレート・政策金利・10年物国債利回り・GDP比債務
オーストラリアの経済指標3 経常収支・貿易収支・為替レート
オーストラリアの経済指標4 株価指数・失業率・企業信頼感指数・消費者信頼感指数
1960年から2011年の人口推移です。
かなり安定的に人口を増加させていることがわかります。
特筆すべき傾向はありません。
2011年の人口ピラミッド。
ちょっと意外な気もしますが高齢化しているようです。
人口のピークは35-39にあります。カーブが非常に穏やかなラインを描いているのがわかります。
1965年から2011年のGDP推移です。
下向きの大きな力がかかっている箇所は1987年前後、1998年から2004年となります。
1983年 豪ドル変動性相場へ移行
1985年 プラザ合意
1997年 アジア通貨危機
2007年 世界金融危機
オーストラリアの貿易関係は次の様に変化しました。
輸出相手国の変化(1950-51年から2000-2001年まで) | ||||||
1950-51年 | 1960-61年 | 1970-71年 | ||||
国名 | % | 国名 | % | 国名 | % | |
第1位 | イギリス | 32.65 | イギリス | 23.90 | 日本 | 27.36 |
第2位 | アメリカ | 15.16 | 日本 | 16.67 | アメリカ | 11.87 |
第3位 | フランス | 9.15 | アメリカ | 7.48 | イギリス | 11.29 |
第4位 | 日本 | 6.27 | NZ | 6.40 | NZ | 5.31 |
第5位 | イタリア | 4.99 | フランス | 5.27 | PNG | 3.73 |
総輸出額 単位:10億豪ドル | 1,964 | 1,938 | 4,376 | |||
1980-81年 | 1990-91年 | 2000-01年 | ||||
第1位 | 日本 | 27.57 | 日本 | 27.44 | 日本 | 19.66 |
第2位 | アメリカ | 11.12 | アメリカ | 11.03 | アメリカ | 9.77 |
第3位 | NZ | 4.72 | 韓国 | 6.18 | 韓国 | 7.70 |
第4位 | イギリス | 3.70 | シンガポール | 5.28 | NZ | 5.76 |
第5位 | 中国 | 3.54 | NZ | 4.86 | 中国 | 5.72 |
総輸出額 単位:10億豪ドル | 18,941 | 52,399 | 119,559 |
このため、1980年以降では、日本円豪ドルのレートが特に重要となります。
2004年移行は、鉱物資源を始めとする価格高騰により急激な成長を遂げています。
豪ドルは特に日本では人気の高い通貨ですが、少し調べてみるとわかるレベルで多くの欠点があるため、主要な指標の推移には、常に強い警戒が必要です。また、南半球国家であるため、季節が逆になる点などには注意しないと根本的な読み間違いをすることになります。
次の記事
オーストラリアの経済指標2 インフレーションレート・政策金利・10年物国債利回り・GDP比債務
関連記事
オーストラリアの経済指標3 経常収支・貿易収支・為替レート
オーストラリアの経済指標4 株価指数・失業率・企業信頼感指数・消費者信頼感指数
ドイツの経済指標1 人口・GDP
フランスの経済指標1 人口・GDP
ジニ係数で読み解く世界の所得格差ランキング
イギリスの経済指標1 人口・GDP
日本の経済指標1 人口・GDP
エジプトの経済指標1 人口・GDP
トルコの経済指標1 人口・GDP
ベトナムの経済指標1 人口・GDP
インドネシアの経済指標1 人口・GDP
コロンビアの経済指標1 人口・GDP
台湾の経済指標1 人口・GDP
アメリカの経済指標1 人口・GDP
韓国の経済指標1 人口・GDP
南アフリカ共和国の経済指標1 人口・GDP
ブラジル経済の長期的な流れを指標で確認してみる
インド経済の超長期的な指標をチャートで確認してみる
ロシア経済の概況を大雑把に確認してみる
中国貿易収支を観察してみる
0 件のコメント:
コメントを投稿
この度はコメントをいただき誠にありがとうございます。
必ずしもコメントにご返信できるかはわかりません。