2011/09/22

新マイナス金利3 債務と貨幣供給量のバランス

ここでは世界金融危機を完璧に防ぎ、スタグフレーションに苦しむ国を成長させるための手法を記述致します。

新しいマイナス金利を行う上での重要な指標の一つを記述します。

自国通貨政府供給政策 貨幣供給を政府に行い、実質的にマイナス金利を自由に生み出す手法についてにて、新しい内容を記述しております。

通常言われるマイナス金利とは異なりますので、まず、新マイナス金利1 新しいマイナス金利について から読まないと意味がわからないかと思います。予めそちらから順番にご参照ください。

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・貨幣と債務のバランス

債務と貨幣供給量のバランスを極端に崩すと貨幣価値も極端に崩れます。

これはすべての貨幣が現在では債券によって裏付けられているためです。

そのため、すべての貨幣:債券の比率は、フラットな状態…超安定的な状態において1:1であるのが望まれます。

しかし、これでは富の流動性や柔軟性が損なわれます。

また、貨幣と債務のバランスを操作することで得られる効果を予め推測し、効果的にこれからの国家運営に活かすことが急務と言えます。

そこで、ここでは「貨幣:債券」の比率から考えます。

・貨幣:債券

こうした状況は、量的金融緩和政策などに具体的な例を見ることが出来ます。

通常、貨幣供給を潤沢に行うことで市場の金利が低下します。しかし、この際に有効な新規の投資先が十分に存在せず、既存の投資先が劣化していく状況にあるため、貸し渋りや貸しはがしが横行しました。

仮に筆者の提案する手法でのマイナス金利を行った場合は、国家として需要を作り出します。規模にもよりますが、貸し渋り、貸しはがしを緩和することができる可能性があります。仮にマイナス金利を行っても不況である場合、人口が増えすぎている上、新規の科学技術が十分に生まれていない可能性があります。

さて、この比率は3:1から1:3のレンジが望ましい比率と言えます。これを超えるとハイパーインフレやデフォルトの脅威が高まります。

R=M/D

R:比率(以下MDR)
M:貨幣
D:債券

R=33%~300% を推奨します。より安全性の高いレンジは50%から200%です。

300%へ近づく、もしくは超えると債券の利回りが低下します。
→国家が成長している場合は債券の利回りを抑えます。また、有効な投資先がバブルへ向かいます。

→国家が不景気にある場合、利回りが低下します。有効な新規の投資先が無く、既存の投資先が劣化するため、都市銀行が貸し渋りや貸しはがしに走るようになります。

33%へ近づく、もしくは下回ると、債券の利回りが上昇します。
→国家が成長している場合は、国債の利回りが上昇し成長が鈍化します。有効な新規の投資先や既存の投資先は十分な資金を得ることが出来ずに衰退する可能性が高まります。

→国家が不景気にある場合、デフォルトのリスクが高まります。世界恐慌や世界金融危機がこれにあたります。


・金利変動の目安

・MDRが300%で好景気の場合
→バブルへ向かいます。バブルが終わり次第、新規国債の発行高を増やします。
MDR33%、もしくは国債の利回りが6%から7%前後までの上昇を目指します。

・MDRが300%で不景気の場合
→新規国債を発行高を増やし、国内産業をテコ入れします。もしくは減税措置を取ります。
MDR33%、もしくは国債の利回りが6%から7%前後までの上昇を目指します。

・MDRが33%で好景気の場合
→マイナス金利を緩やかに行い好景気を持続的なものにします。
MDR300%、もしくは国債の利回りが1%以下の低金利を目指します。

・MDRが33%で不景気の場合
→マイナス金利を行い失業率を下げます。
MDR300%、もしくは国債利回りが1%以下の低金利を目指します。

国債利回りの基準値はあくまでも参考値になります。

また、急激に貨幣供給量を増やすことは望ましいことではありません。ハイパーインフレを防ぐためにもできるだけ緩やかに長期間同じ金利を保つことが望ましいと言えます。

自国通貨政府供給政策 貨幣供給を政府に行い、実質的にマイナス金利を自由に生み出す手法についてにて、新しい内容を記述しております。

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