2011/10/12

新マイナス金利10 従来のマイナス金利について

ここでは世界金融危機を完璧に防ぎ、スタグフレーションに苦しむ国を成長させるための手法を記述致します。

この記事では従来のマイナス金利について考察してみます。

自国通貨政府供給政策 貨幣供給を政府に行い、実質的にマイナス金利を自由に生み出す手法についてにて、新しい内容を記述しております。

通常言われるマイナス金利とは異なりますので、まず、新マイナス金利1 新マイナス金利について から読まないと意味がわからないかと思います。予めそちらから順番にご参照ください。

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新マイナス金利9 中央銀行による国債の買い取りについて
新マイナス金利11 浅はかとしか言い様のないベーシックインカムについて
新マイナス金利12 具体的なインフレターゲット
新マイナス金利13 アメリカへの適用例
新マイナス金利14 ユーロ圏への適用例



・現在の経済の問題点

現在の経済問題の一つはデフレです。

先進国各国はデフレに苦しんでおり、新興国は高いインフレに苦しんでいます。

日米欧をはじめとする先進国はデフレによって、住宅ローンのような債務が実質的に増大します。肥大化した債務を相対的に小さくするためにも、デフレを抑える必要があります。



・従来のマイナス金利とは

従来言われているマイナス金利とは、銀行口座の預金に対し、一定率の課税を行うと言ったものです。

銀行口座から一定期間ごとに税金の支払が生じます。

問題は、このような手法によってデフレを抑え、インフレを生じさせることができるのか? にあります。



・従来のマイナス金利がもたらす効果について具体的な適用例を確認する


1970年から1980年のスイス・インフレーションレート推移です。

1978年にスイスではマイナス金利が行われたと言われています。(このあたりの具体的な数値は手に入っていません。)

1976年から1979年のインフレーションレートは、少なくとも低いインフレーションレートを示しており、デフレが生じていた可能性を示唆しています。



1997年から2011年の日本・インフレーションレートです。

2001年から2006年にかけて量的金融緩和政策が行われました。



1997年から2011年の日本・政策金利推移です。

ゼロ金利が何度も行われているのがわかります。

あまりにも低い利回りであるため、連動しているのかについては判断できないレベルにあります。

特に2001年から2006年にかけて、大手の銀行が合併を繰り返し、口座から預金を取り出す際には、時間などによって預金引き出し手数料がかかるようになります。こうした手数料によって実質的にマイナス金利を引き起こしていたと言えます。

この時期には、完全にデフレが生じており、インフレが生じていないことがはっきりと見て取れます。


つまり、具体的な例から見ると、従来のマイナス金利は少なくともインフレを生じさせていないことがわかります。また、デフレを助長している可能性を示しています。



・なぜ、従来のマイナス金利によってインフレが生じないか?

これについてより単純な例を用いて理由を探ってみます。

モノポリーにおいて以下の状況を想定します。

全現金 土地 ホテル・家 プレイヤー リスク
開始時(基点) 6000 0/22 0/44 4/4 3/40
一人破産後 6500 6/22 20/44 3/4 9/40
マイナス金利適用後 5900 6/22 20/44 3/4 9/40

・開始時:スタート時の状態です。

・一人破産後:一人破産した時点から、マイナス金利を発生させます。これにより一週回るごとに銀行へ£200支払います。

・マイナス金利適用後:マイナス金利適用後数ターンを経た状態です。

グラフにしてみます。



ちなみにこれはあくまでも例になります。

条件としては…

・一人破産後、マイナス金利を実施
・全員一周回る際には特に何も生じていない

…と言った前提となっています。

市場から現金が減ったため相対的に現金の価値が上昇します。


わかりやすくするためより極端な例を挙げてみます。

全現金 土地 ホテル・家 プレイヤー リスク
開始時(基点) 6000 0/22 0/44 4/4 3/40
一人破産後 6500 6/22 20/44 3/4 9/40
マイナス金利適用後 2000 6/22 20/44 3/4 9/40


ここでは、一人破産後の一周後に一人£1500、合計£4500に相当するマイナス金利を適用しています。

この場合、お金の価値は急激に上昇します。そして、ペナルティや貸借料金によるリスクが相対的に上昇します。


以上はあくまでもモノポリーの場合となります。

実際には、現金が減った場合には、お金の価値が上昇するため、相対的に物件料金や消費財などの価値が低下します。つまりデフレが生じることになります。

つまり、現金が減るとインフレは生じず、デフレが生じることになります。



従来のマイナス金利は、既にそれに相当する物がスイスや日本において行われていました。

具体的な例を見ていただければわかるかと思いますが、デフレ対策としては全く機能していないことがわかっていただけるかと思います。

それどころか、デフレを助長している可能性が無視できません。

筆者が提案している新しいマイナス金利はデフレを抑え、インフレを発生させます。

現在生じている世界金融危機を完全に防ぐことが可能となっています。

自国通貨政府供給政策 貨幣供給を政府に行い、実質的にマイナス金利を自由に生み出す手法についてにて、新しい内容を記述しております。

是非、新マイナス金利1 新しいマイナス金利についてから一度ご覧ください。

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