電波塔はランキングには含めていないので、ビルのみのランキングとなります。東京スカイツリーは含まれません。また、ビルには竣工していない予定の物を含めています。
元となったデータは以下のとおりです。
ビル名称(国名・都市)竣工年 高さ(m) 階数
ナキール・タワー(UAE・ドバイ)-年 1000 200
ブルジュ・ハリファ(UAE・ドバイ)2010年 828 162
India Tower(インド・ムンバイ)2016年 720 125
平安国際金融センター(中国・深3W)2014年 660 115
上海タワー(中国・上海)2014年 632 128
シカゴ・スパイアー(アメリカ・シカゴ)-年 610 150
Makkah Royal Clock Tower Hotel(サウジアラビア・メッカ)2011年 601 85
Goldin Finance 117(中国・天津)-年 597 117
Doha Convention Center Tower(カタール・ドーハ)-年 551 112
1ワールドトレードセンター(アメリカ・ニューヨーク)2013年 541 105
Chow Tai Fook Center(中国・広州)2016年 530 116
Dallann Greenland Center(中国・大連)2016年 518 108
Pentominium(UAE・ドバイ)2013年 516 122
Burj Al Alam(UAE・ドバイ)2015年 510 108
Qatar Nation Bank Tower(カタール・ドーハ)-年 510 101
台北101(台湾・台北)2004年 508 101
Al Quds Endowment Tower(カタール・ドーハ)2014年 495 101
Shanghai World Financial Center(中国・上海)2008年 492 101
International Commerce Centre(中国・香港)2010年 483 106
ペトロナスタワー 1(マレーシア・クアラルンプール)1998年 452 88
ペトロナスタワー 2(マレーシア・クアラルンプール)1998年 452 88
Nanjing Greenland Financial Center(中国・南京)2010年 450 66
トップ10だけ紹介してみます。
1位は、まだ建設されていないUAE・ドバイのナキールタワー。
1000mの予定です。
中東の方々はメソポタミアのころから高層建造物を建てるのが好きなようですが、これだけの建造物は維持もなかなか大変でしょう。バブルが崩壊したときに維持できるかが焦点となりそうです。
2位はブルジュ・ドバイと言われていたブルジュ・ハリファ。
828mとなっており、現在存在するタワーの中では最大となります。
記録を多く塗り替えたことでも有名な建物です。
・世界一高い超高層ビル
・世界一高い自立型建造物
・現存する世界一高い建造物
・史上最も高い建造物
・世界一高い軒高
・世界最多のフロア数(160階)
・世界一高いフロアに存在するモスク(154階)
・世界一高いフロアに存在する屋外展望台(124階452m)
・世界一高いフロアに存在するレストラン(122階442m)
・世界一高いフロアに存在するスイミングプール(76階)
1000mのナキールタワーとか2400mのドバイシティタワーは、どの程度必要なものかわかりませんが、少なくともUAEにとってはタワーの高さがとにかく重要な指標であるようです。
3位はインディアタワー。2016年竣工予定のビルで、720mとなります。
それにしても、こうした高層ビルは建造物の中でも圧巻としか言いようのない代物です。
4位は平安国際金融センター。2014年竣工予定、660mとなり、完成すれば中国で最大のタワーとなる予定です。
こうした高層ビルはやはりバブルの象徴にも見えます。建設後は維持できるかが重要な焦点となるでしょう。
5位は上海タワー。2014年、632mの予定です。螺旋形が美しいですね。
後は、M0.0の地震で倒壊する中国品質を反映させない事が求められそうです。
シカゴ・スパイアー。610mの予定だったが、現在建設を中断している。
アメリカはかつて、エンパイアステートビルに見られたように高層ビル競争を繰り広げた時期もありましたが、現在では高層ビルを建設することは少ないのかもしれません。
もともと土地がある国なので、そもそもマンハッタンなどでしか高層ビルの需要がないのも大きいかもしれません。
筆者としては、是非アメリカに世界一高い超高層ビルを建ててもらいたいものですが、その時は近くに旅客機を飛ばしてもらいたくないものです。
7位は601mのメッカ・ロイヤル・クロック・タワー・ホテル。
サウジアラビアに存在する5つ星ホテルです。
世界一巨大な直径約40mに及ぶ時計が付けられているのが特徴です。サウジアラビアでは腕時計が高いのでしょうか?
8位 Goldin Finance 117(中国・天津)-年 597m 117階
こちらも2014円竣工予定でしょうか?
こうした600m級の高層ビルが多いことを考えると、現在の理論ではこのレベルの建物を安定的に建造可能なようです。
ちなみに天津はこのあたりです。
北京の近くです。
やはり中国は海岸線の港都市が発展する傾向が強いです。これは世界的に見られる傾向に過ぎませんが、貿易を通して商業主義が発展するためでしょうか?
当ビルは天津の象徴的な高層ビルとなるようです。
9位はDoha Convention Center Tower(カタール・ドーハ)-年 551m 112階。
現在、建設が中断されている高層ビル。このまま計画は立ち消えとなるのでしょうか?
10位は1ワールドトレードセンター。2013年竣工予定。541mです。
イメージ的には最悪な部類のビル名となったワールドトレードセンターを引き継いだ名前となりました。以前はフリーダムタワーと言われていたようです。…どっちがいいとも言えませんね。
トップ集団には新興国や中東諸国が多いです。これは地震などが無いだけでなく、新たな産業のコアとしたい政治的な意図も存在するようです。
ただ、ドバイでは欧州諸国からの投資によってバブルとしか言いようのない成長を遂げています。これが定着するかが重要でしょう。こうしたバブル街はゴーストタウン化しやすい傾向にあることも事実です。今後の展開が気になる街と言えます。
今後も新素材の開発によって、高層ビルは高さを伸ばしていくものと思われます。
そのうち軌道エレベータを超高層ビルで実現して欲しいものです…ってこれは無理でしょうか?
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