景況判断の基準は100になります。
今回の分析では連動性を見出すために上海総合株価指数も見てみます。
こちらが1996年から2011年の中国消費者信頼感指数の推移となります。
指数の推移はほぼ全てに渡って100を越えているのがわかります。
かなり中国の消費者はマインドがポジティブな状況が続いていたと言えます。
ただ、貯金の2009年頃から弱気になり始めているのが気になるところです。
こちらが上海総合株価指数の推移となります。大体2002年からの推移となっていますが…
正直なところ連動性を見出すことは出来ません。
ただ、2009年以降は若干の連動性がみられるようです。今後は連動性を見せるかもしれません。
こちらが2009年から2011年の推移となります。
2010年4月から9月にかけてピークを形成した後、落ち始めているのがわかります。
そして2011年3月まで降下したのち、4月に一定の上昇を見せています。
皮肉にも日本の震災にポジティブな影響を受けた可能性があります。
ただ、震災の影響は一時的な上昇に留まるかもしれません。
連動性は…あまり見られないようです。
ただ、完全に連動が見られないわけではなく、若干の連動は見られます。
やはり気になるのは、既に上海総合株価指数がピークを形成した後である点と、消費者信頼感指数も停滞気味に見えることでしょうか?
今回、集中的に中国の経済指標を確認していますが、やはりバブル崩壊の傾向ははっきりと見られます。次は不動産市況などの悪化によってバブル崩壊が表現されるようになりそうです。
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