経常収支は、貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支からなる統計です。
1998年から2011年の経常収支推移になります。
2001年から半期ごと、2010年から4半期ごとの数値が出されています。
傾向としては貿易収支と同じとなっているのがわかります。
やはり2004年から急激な上昇傾向となり、その後2009年にピークを形成し、2010年に下落しているのがわかります。
直近の推移は以上のようになります。2009年がピークとなります。
どうも、経常収支に占める貿易収支の割合が高いようです。
2010年の経常収支額が305,400Million$。貿易収支額が254,200Million$となります。
現在までのところ、上海総合株価指数が一旦のピークを形成した後、上値更新していない点が気がかりであるように、経常収支も上値を更新していません。
もしかすると、今後は人民元の推移次第では輸入国となる可能性も無視できませんから、こうした統計には注意が必要となるでしょう。
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