低金利の状態が続いている上に成長性が乏しい状況が続いていますが、QE3も少なくとも半年先になりそうです。ここで一応参考までにコールレートを見てみます。
下に表示されている数字は縦書きされた年数になっています。
2959年から2011年を記載しています。
2002年から2008年のデータがありませんが、元のデータにもありませんでした。ご了承ください。
こうしたデータを見てもわかるのは、FRBの低金利政策は1980年代に見られた深刻な経済危機を起こすことはありませんでしたが、日本型の停滞期を生み出している可能性が無視できません。
どこを見てもFRBに対する口撃は揚げ足ばかりで、具体的な代替案が存在しません。
1980年代のような不況を防いだところまでは悪くなかったと思います。
ただ、量的緩和策は経済の止血剤に過ぎないため、別の手法によって経済をしっかりと修復し、その後活性化させる必要があるでしょう。
さて、今回の発表で0.25%に据え置かれることが決まりました。これにより以前よりの超低金利は維持されることになります。
これは単純に金融機関…地銀の収益が拡大することはないため、結果として経済への投資は滞りがちになります。結果として経済が停滞することになります。
しかし最近では中国、インド、ブラジルなどでバブル崩壊のような状況が散見されているため、そうした致命的な経済現象に比べるとアメリカの停滞はマシかも知れません。
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