経常収支について記述致します。
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1942年から1960年の経常収支推移です。
1958年から1963年には目覚しい経済成長を遂げたと言われますが、1955年から1958年の経済成長が目覚しいようです。
1951年には、シューマンの声明に基づいて、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクと西ドイツは欧州石炭鉄鋼共同体を設立するパリ条約に署名しています。これにより重工業が欧州内で活性化し、イタリアも連動して発展した可能性があります。
1960年から1980年の経常収支推移です。
1960年代には赤字が続きます。
1968年に見られた落ち込みの裏付けを得られません。南北問題や深刻なマフィアによる内政の腐敗などが見て取れますが、経済的な数値と結びつきません。
1970年代には1971年ドルショック、1973年第一次オイルショック、1975年ベトナム戦争終結、1979年第二次オイルショックなどが見られます。
それにしては1960年代よりも安定した推移となっているのがわかります。
1980年から2000年の経常収支推移です。
1980年代前半には世界的に不安的な推移が見られます。
1979年のイラン革命を端とした第二次オイルショックは世界中に急激なインフレをもたらしました。
また、1990年のソビエト崩壊により世界的な変動が見られます。
2000年から2011年の経常収支推移です。
2002年からは特に赤字幅が大きくなり始めます。
これはユーロの現金通貨使用開始と商品価格の上昇などが関連している可能性があります。
ユーロはイタリア経済をあまり反映せず、イタリア経済にとって大きな重石となったようです。
また、原油を始めとしたエネルギー資源の高騰による余波は世界中に見られる深刻な問題でしょう。
1942年から2011年の経常収支推移です。
やはり1980年代と1990年代に見られた変動は激しかった事がわかります。
ユーロ導入後は安定していますが、慢性的な赤字を生み出しているのがわかります。
イタリアの経済は、ユーロ導入前後で安定感が異なります。
ただ、導入後ではより危機が深刻化しているようです。
この10月にもギリシャ危機を始めとした欧州債務問題は転換期を迎えそうです。
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