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・農作物などの低価格化
これは単純にCPI(消費者物価指数)を下落させることが可能です。効果的にデフレが引き起こされます。
なぜデフレを起こす必要があるかと言えば、これ以上経済を拡大させることは困難であるためです。これは、今の日本に消費を拡大させることはできないためでもあります。
国民の財布は非常に硬い状態が続いています。これも結局は収入が増えないにも関わらず支出を増やすことは出来ないためです。
これに対し、農作物の低価格化は結果としてエンゲル係数の低下を起こすことが可能です。
植物工場の場合は綿花などの栽培も可能となるかもしれません。
つまり様々な商品価格を下落させることが可能となります。
例えば月収が35万円ほどで支出が仮に35万円と危うい状態にあっても、デフレを適切に起こすことが可能となれば…極端に言うならあらゆる支出を50%程にまで落とすことが可能になれば…生活の質を向上させることに繋がります。
また、食費の圧縮は直接的に人間の運用コストの圧縮と言った見方もできます。
結果として労働賃金の下落を起こすことが可能となるかもしれません。仮にこうした事が実現すれば、再び日本は製造業で市場に返り咲くこともできるでしょう。
・情報の低価格化
これによって得られる最大の利益は教育、研究の低コスト化になります。
例えば塾などに通うことが困難な子どもであっても低コストで高度な教育を受けることが可能となります。
他にも大学へ進学するコストを大幅に抑えることが可能となれば、国民の経済的な負担は著しく下落することに繋がります。
また、情報端末の低価格化は多くの研究をより容易に行えるようにすることが可能です。
つまり、あらゆる教育分野への支出がより効果的になり、より高度な教育をより多くの国民が受けられるようになるでしょう。
・電力の低価格化
電力を低価格で調達可能とすれば、あらゆる産業がその恩恵を受けることになります。
個人や家庭レベルでも変化が生じます。
個人でサーバーや工作機械を運用しても、そうした運用コストを下げることが可能です。ほぼ電力によるコストを意識しなくても良いようになるでしょう。
分かりやすい例として電気自動車のタクシーなら、より効果的に利益を挙げることが可能となります。低価格のタクシーなら利用者が増えるといった相乗効果も得られるかもしれません。
また、あらゆる製造業では水や電力を使用するのが当たり前です。
こうしたコストが大幅に圧縮されれば、少なくとも他国の製造業に対し、それだけの優位を得ることが可能です。
一連の流れを非常に大雑把に記述してみました。
こうした流れにより、日本は産業を復興させることが可能となるかもしれません。
それによって得られる結果を次に記述します。
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