1967年~2011年のアメリカ新規失業保険申請件数推移と最新公表値を流し見

2011/06/24

☆★★ アメリカ合衆国 経済 日本語

t f B! P L
新規失業保険申請件数が若干増加しました。

前回結果が42.0万件。今回予想が41.5万件、今回結果が42.9万件となり、若干新規申請件数が増加しました。

景況判断の境となるのは、40.0万件です。


データは67年~2011年のものです。

直近のリーマンショック以降は減り続けていますが、再び増加を始めているのがわかります。

今週の発表でも前回結果から増加傾向にあることがわかります。

このデータでは見にくいため、直近のデータのみを表示してみます。


2008年から2011年のデータになります。

直近で底打ちし、再び若干の増加傾向を表しているのがわかります。

問題はこうした増加傾向が継続されるかにあるでしょう。

こうした増加傾向は日本の震災によるものである可能性が高いと見られます。

ただし、景気の底打ちが実際に確認されるまでは注視したほうが良いかもしれません。


関連記事
改善した失業率推移を長期的な推移で見ると
ケース・シラー住宅価格指数2011年1月までの推移で見るアメリカ経済の行方

注目の投稿

先進国の債務危機を解決する方法について:政府預金金利導入計画 / 新しいマイナス金利政策

先進国の債務危機を解決する方法について: 長いので三行で… 債務危機と言われているから、世界中の人々は債券が多いことが問題だと思っていた。 だけど、実際には、債券に対して政府の預金が少ない、もしくは全く無くて、更に金利がついていないことが問題だった。 政府の預金を増や...

このブログを検索

人気の投稿

QooQ