失業率が8.8%に下落し、雇用が若干の改善傾向にあることを示しました。
現在、こうした外部環境の良さと日本の震災の余波により、円は全面安に振れています。
ただし、失業率を長期的な推移で見てみると面白い傾向がわかります。
1980年から2010年の失業率推移です。
この図を見ると、2000年をヘッドボトムとした逆三尊型・ヘッドアンドショルダーズボトムを描いているのがわかります。
本来株式などでは歓迎すべき形状と言えますが、失業率は低いほうがいいので、悪い兆候と言えなくもありません。
つまり、高止まりを続ける可能性も無視できません。…あまり論理的な裏付けではないので、あまり重視はできませんが、超長期的に見ると興味深い傾向が現れていることは確かです。
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