2011/08/30

イギリスの経済指標4 貿易収支

イギリスの経済指標を確認します。

この記事では、貿易収支について記述致します。

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1955年から2011年の貿易収支推移です。

1970年までは貿易収支のマイナスが続きます。

1960年から北海油田の開発が始まり、1980年には石油輸出国となりますが、残念ながら最初からそれほど埋蔵量が無いため、近年では資源の枯渇にもあえいでいます。

1975年の落ち込みは主に第一次オイルショックによるもの。


1980年から2011年の貿易収支推移です。

80年代初頭は黒字続きとなりますが、後半には大幅な落ち込みとなります。1988年には政策金利が15%となり、インフレを抑えつけるために必死となっていました。

2000年代に入ると、赤字幅の方が大きくなります。

これは主に新興国の成長と共に商品価格の高騰に苦しんだためでもあります。


1955年から2011年の貿易収支推移です。

1980年前後から北海油田の操業が始まり、石油輸出国となります。これにより一時的に貿易収支がプラスに振れます。しかし、その後石油価格は暴落します。

[世] 原油価格(WTI)の推移(年次:1980~2010年)



年度1980198119821983198419851986198719881989
WTI36.9935.0032.0029.1526.8627.1816.0517.2716.3721.13
年度1990199119921993199419951996199719981999
WTI27.3319.5119.4214.5117.1719.0325.3718.3011.3126.02
年度2000200120022003200420052006200720082009
WTI28.4019.3129.4432.1243.2359.4162.0091.3641.4474.49
年度2010
WTI89.15

1985年位27.18ドルでしたが、1986年には16.05ドルに暴落。石油を当てにしていたイギリスは一難去って、また一難といった状況に陥ります。

2000年以降は商品価格の高騰に苦しみます。

イギリスはもともとレベルの高い国家でしたが、近年においては経済的な無能によって致命的な停滞が続きました。今の日本と似ていると言えます。

ただ、日本の方が経常収支は安定的に推移しているため、似ているとは言い切れません。

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