この記事では、為替レートと失業率について記述致します。
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1972年から2011年のUSD/CAD為替レート推移です。
1970年から変動相場に移行しています。
景況の悪化に伴い1980年代後半にかけてカナダドル安を生じます。
その後、1990年前後では資源開発に伴って一時的にCAD高となりますが、再び2002年までCADは安い状況が続きます。このCAD安は、どちらかと言うと、USDが過剰に強かったためでもあります。
直近では資源高に伴い、レートは一気にCAD高へ振れます。
1976年から2011年の失業率推移です。
80年代には非常に高い推移が続きます。
1995年からはIT産業の成熟化から、新たな雇用の受け皿が生まれます。有名なメーカーを挙げるならブラックベリーなどが非常に有名でしょう。
2002年からは商品市況の高騰によって更に景況は改善しています。
2009年には世界金融危機の流れから失業率は悪化し、直近では緩やかに改善傾向にあるようです。
アメリカよりも、若干カナダの方が景況の良い状態となっていますが、GDPを比較すると以下のようになります。
約10倍ほどの差があります。人口の差もこれと近い物があります。
そのため、今後もアメリカ経済に振り回される傾向がどうしても続くかと思います。
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