ここでは2011年の全部門の国別受賞者数をグラフ化してみます。
元となったデータは以下のものです。
順位 | 国・地域名 | 受賞総数 |
1 | アメリカ合衆国 | 305 |
2 | イギリス | 106 |
3 | ドイツ(+ 東ドイツ) | 80 |
4 | フランス | 54 |
5 | スウェーデン | 30 |
6 | スイス | 22 |
7 | ロシア(+ ソビエト連邦) | 19 |
8 | 日本 | 17 |
9 | オランダ | 15 |
10 | イタリア | 14 |
11 | デンマーク | 13 |
12 | オーストリア | 12 |
13 | カナダ | 10 |
14 | ノルウェー | 9 |
14 | ベルギー | 9 |
16 | イスラエル | 8 |
16 | オーストラリア | 8 |
18 | 南アフリカ共和国 | 7 |
19 | スペイン | 6 |
20 | ポーランド | 5 |
20 | アイルランド | 5 |
20 | アルゼンチン | 5 |
23 | インド | 4 |
23 | エジプト | 4 |
25 | フィンランド | 3 |
25 | ハンガリー | 3 |
27 | ギリシャ | 2 |
27 | グアテマラ | 2 |
27 | チェコスロバキア | 2 |
27 | チリ | 2 |
27 | ニュージーランド | 2 |
27 | フィンランド | 2 |
27 | 東ティモール | 2 |
27 | ポルトガル | 2 |
27 | メキシコ | 2 |
27 | 中華民国 | 2 |
37 | アイスランド | 1 |
37 | イラン | 1 |
37 | ガーナ | 1 |
37 | ケニア | 1 |
37 | コスタリカ | 1 |
37 | コロンビア | 1 |
37 | セントルシア | 1 |
37 | 韓国 | 1 |
37 | 中国 | 1 |
37 | トルコ | 1 |
37 | ナイジェリア | 1 |
37 | パキスタン | 1 |
37 | パレスチナ | 1 |
37 | バングラデシュ | 1 |
37 | ベトナム | 1 |
37 | ペルー | 1 |
37 | ミャンマー | 1 |
37 | ユーゴスラビア | 1 |
無国籍 | 1 | |
国籍不明 | 1 |
このリストをグラフ化します。
単純にグラフ化すると、このように差が激しすぎて意味がわからなくなります。
トップ20以下は表示する意味があまりないので、カットしてみます。
だいぶ見やすい表になったようです。
さて、やはりアメリカがずば抜けているのがわかります。2位以下を完全に突き放しており独走状態にあるのがわかります。
これはやはり移民の中でも優秀な方達がアメリカの大学に集まっていることも関係しているでしょう。
ここから考えられるノーベル賞クラスの人間を効果的に輩出する条件として挙げられるのは…
・潤沢な研究資金
・政治的な長期にわたる安定
…と言った要素があるかと思います。
差別的な言い回しを使うと、トップ20カ国の内、14が欧州、北南米が3カ国、となっており、やはり白人国家の強さが際立ちます。それ以外がロシア、オーストラリア、南ア、イスラエル、日本となるわけで…、有色人種国家は日本だけかもしれません。
いやはや、欧州系の強さとアジア系の弱さが目を引きます。
そう考えると、日本はまだまだ伸び代があるのかもしれません。技術立国と言ってはいますが、まだまだ成長させることが可能であることを上述のランキングは表しているとも言えるでしょう。
*追記
山中教授、ノーベル賞受賞おめでとう御座います!!!
紹介記事
ノーベル賞の国別ランキングをグラフ化
債務危機を解決する政府資本注入型マイナス金利政策について
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