この記事では、経常収支、貿易収支について記述致します。
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1986年から2011年の経常収支推移です。
かなり強い経済をしているのがわかります。
経常収支はシンガポール経済の健全性をあらわしていると言ってもいいかもしれません。
産業はバランスよく分かれており、タックスヘイブンと呼ばれるものの、金融に偏重しているわけではありません。
表 シンガポールの名目GDP構成比(産業別/単位:%)
1993 | 1998 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | |
---|---|---|---|---|---|---|
製造業 | 25.2 | 23.4 | 26.4 | 23.7 | 26.0 | 26.1 |
建設業 | 7.1 | 9.4 | 6.2 | 6.1 | 5.4 | 4.9 |
卸小売業 | 13.4 | 11.8 | 12.5 | 12.4 | 12.3 | 13.0 |
ホテル・レストラン業 | 2.9 | 2.4 | 2.2 | 2.4 | 2.2 | 1.9 |
運輸・通信業 | 12.2 | 11.3 | 11.4 | 11.3 | 11.5 | 11.0 |
金融サービス業 | 12.3 | 13.1 | 11.1 | 12.4 | 12.0 | 11.5 |
ビジネス・サービス業 | 11.7 | 14.0 | 13.5 | 14.4 | 13.7 | 13.2 |
その他 | 13.0 | 13.1 | 15.4 | 16.0 | 15.6 | 17.0 |
GDP合計 | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
ちょっと古いですが、このようなデータも存在します。
産業構成のバランスの良さがわかっていただけるかと思います。
こうした、強固な産業構成によって、経済規模が小さいながらも外部環境の急激な変化を乗り越えている可能性があります。
1999年から2011年の貿易収支推移です。
世界金融危機後には落ち込みを見せているものの、プラス圏を強固に維持しています。
直近ではややフェードアウト気味で今後の推移には注意が必要かもしれません。
シンガポール経済の強さが、こうしたところによく表れているかと思います。
やはり経済規模に関係なく、経常収支はプラスでないと厳しいことがわかります。
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