この記事では、インフレーションレートについて記述致します。
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1962年から1980年のインフレーションレートです。
こうしてみると、かなり不安定なレートになっているのがわかります。
ところどころデフレを起こしており、第一次オイルショック時には、急激なインフレを起こしているのがわかります。
やはり小さな経済圏は外部環境の変化についていけない傾向が強いのかもしれません。また、変化の衝撃を十分に吸収することができないのでしょう。
1942年 日本軍シンガポール占領
1945年 第二次世界大戦終了。日本軍の敗戦で、シンガポールがイギリス領に戻る。
1956年 イギリスと独立交渉を実施
1959年 シンガポール自治政府誕生
1963年 マレーシアが独立、シンガポールも1州として含まれた。
1965年 マレーシアから分離独立。8月9日が独立記念日となった。
1967年 ASEAN発足。シンガポールもメンバーに加盟。
1971年 イギリス軍がシンガポールから完全撤退 ドルショック
1973年 変動性相場へ移行 第一次オイルショック
1975年 ベトナム戦争終結
1978年 為替管理の撤廃。
1979年 第二次オイルショック
1973年から1975年の高いインフレは変動性相場への移行、第一次オイルショックなどの影響を受けてスパイクを形成しています。
1980年から2011年のインフレーションレートです。
1979年 第二次オイルショック
1985年 プラザ合意
1986年 逆オイルショック
1990年 ソビエト崩壊
1994年 メキシコ通貨危機
1997年 アジア通貨危機
2001年 ドットコムバブル
2007年 世界金融危機
こちらもところどころ高いインフレやデフレが生じているのがわかります。
特に逆オイルショック、アジア通貨危機、世界金融危機の影響が根深かったことがわかります。
1962年から2011年のインフレーションレートです。
やはり変動性相場への移行がもっともシンガポール経済に与えたインパクトが大きかったことがわかります。
また、直近でもレートがやや高めに推移していることがわかります。
やはり、経済規模が非常に小さいですから、世界的な変動を乗りこなすのに苦心していることがよくわかります。
ただ、似たような規模の国家よりも安定していますから、比較的政治的に優れた手腕を持っていると評価することもできるかもしれません。
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