まず予想と結果から…
Economic sentimentが、予想-3.0に対し、結果-9.0と予想下振れ。
Economic Situationが、予想90.0に対し、結果87.6と予想下振れしています。
両指数ともに予想下振れとなりました。
次に長期的な指数の推移を見てみます。
Economic sentimentから
かなり上下の振れが大きくなっています。
91年にも同じく落ち込んでいるのがわかりますが、これはドイツ統一による景況の悪化によるものでしょう。
やはり直近では2008年に大きく落ち込んでいます。
また、指数自体は2006年にも大幅な落ち込みを見せており、のちの景況の悪化を先行表現しているようにも見えます。
次に短期間のEconnomic Sentimentを確認します。
だんだんと落ち込んでいるのがわかります。
景気の二番底に対する警戒感が強まっている昨今ですが、明らかに二番底に向かっているようです。
次にEconomic Situationを…
50以上で景気が良いと見ます。
6月分結果は87.6となり、指数自体は良いのですが、若干鈍化傾向を見せています。
もしかするとピークを形成してしまったのかもしれません。
短期間で見てもピークの形成が見て取れます。
正直なところ、これだけでは何とも言えませんが、最近のギリシャ債務危機と合わせて考えると警戒感が強い中で予想下ブレはやはりネガティブでしょう。
若干ドイツの景況を先行する傾向があるため、今後の発表には注意が必要となりそうです。
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