前回は-36.27億NZD、予想-9億NZD、結果-0.97億NZDとなりました。
ニュージランドは、現在アメリカと日本からNZDを買い込まれた結果、通貨高が続いており貿易面で苦戦しています。
ただ、リーマン・ショックによって一旦は通貨高が和らいでいますので、今回のような結果が出たのかもしれません。
また、震災後に日本市場を中心としたマネーの逆流が起こっていたことも見逃せません。
ニュージランドに日本の復興需要が向かったと言う話は効いていませんが、貿易面で若干の変動があった可能性も無視できません。というか変動しなければ赤字幅が減らないでしょう。
一方で第一四半期にはNZのクライストチャーチでも地震があったはずです。影響が致命的ではなかったのかもしれません。
こうした貿易収支の悪さは最終的に債務の増大となってギリシャ危機のようになる可能性を秘めているので、今後の動向にも注意が必要となりそうです。
関連記事
ニュージーランド貿易収支を今更分析
NZのクライストチャーチで強い地震、空港が閉鎖 | Reuters
0 件のコメント:
コメントを投稿
この度はコメントをいただき誠にありがとうございます。
必ずしもコメントにご返信できるかはわかりません。