この記事では、インフレーションレート、政策金利、債務GDP比率について記述致します。
関連記事
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標1 概要
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標2 人口・GDP
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標4 為替レート・貿易収支・経常収支
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標5 株価指数・失業率
1990年から2011年のインフレーションレート推移です。
レンジは-2%から12%と幅広くなっています。
直近では低いインフレーションレートに落ち着いているのがわかります。
需給関係は比較的安定しているのがわかります。
1990年 ソビエト崩壊 湾岸戦争
1994年 メキシコ通貨危機
1997年 アジア通貨危機
2001年 ドットコムバブル アフガニスタン紛争開始
2003年 イラク戦争開始
2004年11月2日 初代大統領シェイク・ザーイド死去
2004年11月3日 シェイク・ハリファが新大統領就任
2007年 世界金融危機
2009年 ドバイ・ショック
2010年 ギリシャ危機 イラク戦争終結
ドバイ・ショックによってインフレが全く無くなったことがわかります。
ただし、直近では若干ながらプラス圏にはありますから、ギリギリの水準を保っていると言えます。
2007年から2011年の政策金利推移です。
レンジは1%から5%となっています。
やはり低いインフレを反映するような低金利となっています。
当分は経済が低迷を続ける可能性があります。
2000年から2011年の債務GDP比率です。
レンジは3%から25%となっています。
直近で急激に債務が膨れ上がる傾向にあります。
ただ、直近ではピークを打っている可能性があります。
停滞気味ではありますが、一応持ちこたえていることがわかります。
一時期はドバイ・ショックから、危機が起こるかと警戒されましたが、この推移ならなんとか持ちこたえることが可能かもしれません。
次の記事
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標4 為替レート・貿易収支・経常収支
関連記事
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標1 概要
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標2 人口・GDP
アラブ首長国連邦 UAEの経済指標5 株価指数・失業率
「アラブ首長国連邦 OR UAE OR 経済指標 OR インフレーションレート OR 政策金利 OR 債務GDP比率:当ブログ内Google検索」