この記事では、企業信頼感指数、消費者信頼感指数について記述致します。
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1983年から2011年の企業信頼感指数推移です。
この指数の景況判断基準について正確な情報はありませんが、恐らく0が景況判断基準ではないでしょうか?
バブル期1990年前後に非常に良いマインドが形成されています。
その後は瞬間的に良い状態が生み出されていますが、継続していません。
2004年から再び良い状態が生み出されていますが、世界金融危機と共に大幅なマイナスとなり、スパイクを形成しているのがわかります。
1982年から2011年の消費者信頼感指数推移です。
この指数の景況判断基準は不明です。
全体的に高い推移となっていることがわかります。
2003年がやはり大きく落ち込んでいましたが、直近の世界金融危機はそれを上回ったようです。
その後、再び震災で落ち込み急速に回復しています。
企業信頼感指数の方が上下の振れ幅が大きい傾向にあります。
それに比べ消費者信頼感指数は比較的落ち着いた推移となっています。
恐らく、消費者信頼感指数が落ち着いた推移となっているのはデフレが続き、物価が下がったためでしょう。
つまり円高によって、企業信頼感指数はネガティブに振れ、消費者信頼感指数は安定的な推移を見せた可能性があります。
ただし、どちらも直近の世界金融危機では致命的な推移を見せています。
<総評>
今後の日本は植物工場の建設と、エネルギーの生産を日射量の多い国家と進めていく必要があります。そして、国内の作物やエネルギーを安価に供給できる体制を整える必要があるでしょう。
そうした形で円高に対応したくなければ、更なる量的緩和も考える必要があるかもしれません。ただ、すでにやっているため、それだけではもはや景況が改善することは無いでしょう。
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