予想値は、74.0。結果は71.8と下ブレしました。
もともとアンケート数が500と少ないため、ブレがあるのは仕方ないのですが、結構馬鹿に出来ない精度を持っているため、ネガティブな反応をもたらすのも無理ありません。
こうしてみると景況を間接的ではありますが表現していることがわかります。
やはりアメリカは消費者視点で見ると、景況の悪い時期が長く続いている事がわかります。
2006年前後はもう少し景気も良かった”はず”でしたが、消費者の景況は悪かったようです。
アメリカは従来より貧富の格差が激しく、ジニ係数などでは45となっているのが特徴です。(日本:38.1 英国:34 ドイツ:28 デンマーク:24)
富が末端にほとんど行き届かない傾向も、こうした景況の悪化を促しているのかもしれません。
それにしても、やはり市場で意識されるだけのことはあります。結構優れた指数と言えるかもしれません。
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