日本における信頼性は必ずしも、このデータと同一ではありません。
数ある参考データの1つにすぎません。
まず、元データを記述致します。
Ranking | Manufacture | Av.mileage | RI | Av.repair(£) | Failure rate(%) |
1 | Honda | 47190 | 39 | 361 | 10 |
2 | Toyota | 47610 | 58 | 384 | 17 |
3 | Lexus | 51016 | 82 | 433 | 18 |
4 | Suzuki | 35612 | 50 | 265 | 19 |
5 | Subaru | 57403 | 68 | 337 | 20 |
6 | Hyundai | 51776 | 68 | 325 | 21 |
6 | Mazda | 44510 | 91 | 435 | 21 |
6 | Mitsubishi | 48693 | 91 | 424 | 21 |
9 | Chevrolet | 30468 | 50 | 227 | 22 |
10 | Nissan | 46356 | 96 | 379 | 25 |
11 | Kia | 44310 | 95 | 359 | 26 |
12 | Ford | 51207 | 87 | 275 | 31 |
12 | Skoda | 49827 | 97 | 310 | 31 |
14 | Citroen | 46712 | 95 | 297 | 32 |
15 | Peugeot | 48770 | 99 | 278 | 35 |
15 | Daewoo | 40628 | 102 | 291 | 35 |
15 | Smart | 36381 | 104 | 293 | 35 |
18 | Mini | 40812 | 146 | 390 | 37 |
19 | Fiat | 44214 | 97 | 254 | 38 |
20 | Seat | 50223 | 118 | 298 | 39 |
20 | Volkswagen | 53000 | 134 | 339 | 39 |
20 | Volvo | 59482 | 161 | 407 | 39 |
20 | Porsche | 38742 | 243 | 623 | 39 |
24 | Vauxhall | 50269 | 123 | 303 | 40 |
25 | BMW | 57766 | 175 | 420 | 41 |
27 | Audi | 56813 | 197 | 471 | 42 |
27 | Rover | 49620 | 167 | 383 | 43 |
27 | Jaguar | 49630 | 184 | 428 | 43 |
29 | Mercedes | 53386 | 215 | 474 | 45 |
30 | MG | 45005 | 197 | 409 | 48 |
31 | Saab | 56149 | 161 | 320 | 50 |
31 | Chrysler | 51110 | 207 | 412 | 50 |
33 | Renault | 47194 | 137 | 262 | 52 |
33 | Jeep | 49084 | 228 | 434 | 52 |
35 | Alfa Romeo | 52370 | 202 | 364 | 55 |
36 | Land Rover | 55451 | 300 | 420 | 71 |
上位にはホンダ、トヨタ、レクサスとおなじみな日本メーカーが名を連ねています。
各ブランドごとに、サンプルとなった台数は50台以上となっています。
国家ごとに色別して表示しております。日本は赤です。
まずは、故障率レートから
トップ3は、ホンダ(10)、トヨタ(17)、レクサス(18)となりました。
ホンダの信頼性の高さが目を引きます。最下位となったランドローバーの7分の1の故障率です。
上位には、日本車が名を連ねる傾向にあります。
下位にはドイツ、イギリス、スウェーデン、アメリカが並んでいます。
次は、信頼性指数(RI)ランキングです。
信頼性指数は、故障回数、修理コスト、修理回数から産出された単純に信頼性を比較するために作成された指数です。
トップ3は、ホンダ(39)、スズキ(50)、シボレー(50)となりました。
ホンダの信頼性が非常に高いと判断できる流れとなっています。
下位には、イギリス、ドイツ、イタリア、アメリカなどが名を連ねる傾向にあります。
ただし、アメリカはGM、フォードに対して、クライスラーが非常に信頼性を落とす傾向にあることがわかります。
また、この信頼性指数でも日本勢は高い信頼性を示す傾向にあります。
次は、平均修理コストと故障率を掛けた指数ランキングです。
トップ3は、ホンダ(36)、シボレー(49)、スズキ(50)となりました。
おおよそRIと同じ傾向を示しました。
もしかするとRIはこのように産出しているのかもしれません。
次は、平均修理コスト×故障率÷平均走行距離×1万の指数ランキングです。
トップ3は、ホンダ(7.65)、スバル(11.74)、ヒュンダイ(13.18)となりました。
このランキングは、データ元の走行距離に差があることから、そうしたブレを取り除くために作成したランキングです。
概ね上述のランキングと変わりない傾向にあるようです。
上位に日本勢が並ぶ傾向にあることも変わりないようです。
最後に、国別平均修理コスト×故障率の平均値ランキングです。
国別に足した指数をブランド数で割った数値です。
日本製が高い指数を示す結果となりました。
欧州勢の中でもドイツとイギリスが指数を膨らませる結果となりました。
どちらも故障率が高く、修理コストがかさむために指数を悪化させています。
昨年に引き続き、ドイツの高品質なイメージと異なる結果が示されました。
あまりにもこうした傾向を続くようではドイツ=低品質と言ったイメージが付くようになるのは避けがたいかもしれません。
御一読いただき誠にありがとうございます。
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