フィラデルフィア連銀景況指数 推移

2011/06/17

☆☆★ 経済 日本語

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フィラデルフィア連銀景況指数が発表されました。

結果は-7.7となり、予想の7を大幅に下回りました。

では、早速推移を見てみます。


景況指数は単純に言えば短観と似たようなもののようです。

直近で-7.7となったのは震災の影響が浸透した証拠でしょう。

次回の指数が改善すれば状況も落ち着いてくるかもしれません。

歴史的な推移を見ても、ちらほらマイナスになることが多いので、直近のように震災が原因であることがわかれば、あまり悲観的になる必要はないかと思います。

歴史的な推移では冗長的かもしれないので、直近の11年分を表示します。


こうして見ると、結構市況を先行しているような印象も見られます。

特に2003年ごろに景況がピークを付け、その後は2005年には鈍化傾向となり、リーマンショックへつながっています。

結構軽視できないものであるのがよくわかります。

以上、フィラデルフィア連銀景況指数 推移について記述致しました。

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