この記事ではインフレーションレートについて記述致します。
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1918年から1940年のインフレーションレート推移です。
1914年から1918年にかけてニュージーランドは戦争に参加した。
WW1の時代には欧州からの旺盛な需要により世界中の物資が集められており、インフレは欧州に関係する国家ほど上昇傾向にあった。
しかし、戦争終結と共に需要は消滅。その後、世界的に供給がダブつき、供給過多となった。
その後、ニュージーランドの経済は比較的小康状態が続いたが、1929年の世界恐慌後に、再びデフレが生じている。
1940年から1960年のインフレーションレートです。
ニュージーランドもWW2や朝鮮戦争に参加している。
1947年にはニュージーランドはイギリス連邦から独立した。
1950年朝鮮戦争参加。
1960年から1985年のインフレーションレート推移。
1973年には第一次オイルショックからインフレが高まりを見せます。
同年、ニュージーランドはイギリスのEC参加をより経済的にも独立を果たしました。
1978年、第二次オイルショックによりインフレはピークを形成します。
そして、1985年のプラザ合意により日本円が急激な信用吸収を起こします。
1985年から2011年のインフレーションレートです。
1985年からインフレは頂点に達します。
1985年3月 NZドルは変動性相場へ移行しました。
変動性相場への以降はインフレ対策に大きく寄与しています。その後のインフレは比較的安定的となっています。
1918年から2011年のインフレーションレート推移です。
1918年から1940年までの流れはまだまだ経済的な対策も稚拙であったため、変動が激しい傾向にあります。
WW2以降では、1970年代1980年代にインフレはピークになっています。
変動性相場への移行はインフレを抑えることに成功しましたが、畜産、酪農、観光業へ若干の重石となっている側面もあるようです。
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