この記事では失業率、企業信頼感指数、消費者信頼感指数について記述致します。
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1985年から2011年の失業率推移です。
1993年には10%を超える高い失業率をマークしますが、その後縮小傾向となります。
気になるのは世界金融危機以降の失業率推移です。
先進国各国は9%前後の高い推移となっているため、それほど酷い推移ではありませんが、6%の高止まりには警戒が必要となりそうです。
1970年から2011年の企業信頼感指数推移です。
1973年には急激なピークを形成しますが、世界的な景況の悪化に伴い急落します。
1973年には第一次オイルショックが生じました。
1990年にはソビエト崩壊によりソビエト国債のロールオーバーが発生します。これによりソビエト国債を持っていた国に大きな負担が生じています。
しかし、一方のニュージーランドは好調な景況であったことがわかります。
ただ、1993年前後には10%を超える高い失業率を記録しているため、これだけでは図れないものがあります。
どうも貿易収支や為替レートとの関係が見て取れます。
やはり経営者視点では通貨高が何よりも堪えることがわかります。
1988年から2011年の消費者信頼感指数推移です。
こちらは失業率との連動が見て取れます。
特に失業率が高い1991年から1993年には指数が悪化しています。
しかし、景況判断基準の100前後に常にある事から見てもわかるように、比較的労働環境や失業してもマインドが否定的になりにくい文化的な背景が強く存在しているのかもしれません。
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