反独占理論5 衰退のプロセスについて

2011/05/03

☆★★ 経済 日本語

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勢いに任せて反独占理論と、もっともらしく見える記事を書いた結果、正しいのかよくわからない疑問が頭を何度もよぎる状況が続いています。

さて、そんなわけで頭にひっかかる点があまりにも多くありますが、とりあえず出来ることからやってしまいます。

衰退のプロセスを描くには問題があります。

前提のデータ例を作成することが出来ていません。これをするにはルールの改変が必要になりますが、確率の計算が入るためグラフ化出来ていません。

さて、衰退のプロセスをモノポリー2に入れるにはルールを足す必要があります。

まず、恐慌のルールを作ります。

この恐慌のルールは以下のようになります。

・10ターンごとにサイコロを振り景況を出します。景況は次の10ターンまで継続されます。
・2つのサイコロの目によって景況が変化します。

1 2 3 4 5 6
1 恐慌 不景気 不景気 不景気 通常 通常
2 不景気 不景気 不景気 通常 通常 通常
3 不景気 不景気 通常 通常 通常 好景気
4 不景気 通常 通常 通常 好景気 好景気
5通常通常 通常 好景気 好景気 好景気
6 通常 通常 好景気 好景気 好景気 バブル

・恐慌時には、物件の価値が1/10に暴落し、物件を販売、抵当に入れても1/10になります。また、マス目に止まったプレーヤーは貸借価格の1/10に支払いが軽減します。

・不景気時には、物件の価値が1/2に暴落し、物件を販売、抵当に入れても1/2になります。また、マス目に止まったプレーヤーは貸借価格の1/2に支払いが軽減します。

・通常時にルールは変化しません。通常時の価格が基点になります。また、景況が変化している際は、景況が元に戻ります。

・好景気には、物件の価値が2倍に上昇し、物件を2倍の価格で売却出来ます。また、貸借価格が2倍となります。

・バブル時には、物件価値が10倍に上昇し、物件を10倍の価格で売却出来ます。また、貸借価格が10倍となります。

上述のルールはあくまでも、極端なものでゲームには向かないかもしれません。場当たり的に考えたため、これはこれで非現実的になっています。ただ、1.1倍にするとか、余りにも細かい指示を行うのもボードゲームには向きません。やはりモノポリーが繊細にできているのがわかります。



さて、以上のルールを元に衰退のプロセスを描こうとしましたが出来ていません。

大体想定としてはピーク時の経済と衰退時の経済格差を1:1.5にしたかったのですが、それ以前の状況です。グラフを作ることも出来ていません。

ただ、このルールでは経済成長なしにいきなり衰退へ向かうこともあるため、景況変化の条件をモノポリーが発生したりプレーヤーが減ったら行うようにするべきかもしれません。



そんな感じでスマートなプランを依然として描けていません。今の状態では冗長的すぎるため、もう少しシンプルなプランを描ければ良いのですが、ちょっとそれにはもう少し考える必要がありそうです。

勢いに任せて書いてみた反独占理論ですが、続きはいつになるかわかりません。思いついたらもしかすると書くかもしれません。

最初の記事
反独占理論1モノポリーと現在の経済の問題について

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