さて、そんなわけで頭にひっかかる点があまりにも多くありますが、とりあえず出来ることからやってしまいます。
衰退のプロセスを描くには問題があります。
前提のデータ例を作成することが出来ていません。これをするにはルールの改変が必要になりますが、確率の計算が入るためグラフ化出来ていません。
さて、衰退のプロセスをモノポリー2に入れるにはルールを足す必要があります。
まず、恐慌のルールを作ります。
この恐慌のルールは以下のようになります。
・10ターンごとにサイコロを振り景況を出します。景況は次の10ターンまで継続されます。
・2つのサイコロの目によって景況が変化します。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
1 | 恐慌 | 不景気 | 不景気 | 不景気 | 通常 | 通常 |
2 | 不景気 | 不景気 | 不景気 | 通常 | 通常 | 通常 |
3 | 不景気 | 不景気 | 通常 | 通常 | 通常 | 好景気 |
4 | 不景気 | 通常 | 通常 | 通常 | 好景気 | 好景気 |
5 | 通常 | 通常 | 通常 | 好景気 | 好景気 | 好景気 |
6 | 通常 | 通常 | 好景気 | 好景気 | 好景気 | バブル |
・恐慌時には、物件の価値が1/10に暴落し、物件を販売、抵当に入れても1/10になります。また、マス目に止まったプレーヤーは貸借価格の1/10に支払いが軽減します。
・不景気時には、物件の価値が1/2に暴落し、物件を販売、抵当に入れても1/2になります。また、マス目に止まったプレーヤーは貸借価格の1/2に支払いが軽減します。
・通常時にルールは変化しません。通常時の価格が基点になります。また、景況が変化している際は、景況が元に戻ります。
・好景気には、物件の価値が2倍に上昇し、物件を2倍の価格で売却出来ます。また、貸借価格が2倍となります。
・バブル時には、物件価値が10倍に上昇し、物件を10倍の価格で売却出来ます。また、貸借価格が10倍となります。
上述のルールはあくまでも、極端なものでゲームには向かないかもしれません。場当たり的に考えたため、これはこれで非現実的になっています。ただ、1.1倍にするとか、余りにも細かい指示を行うのもボードゲームには向きません。やはりモノポリーが繊細にできているのがわかります。
さて、以上のルールを元に衰退のプロセスを描こうとしましたが出来ていません。
大体想定としてはピーク時の経済と衰退時の経済格差を1:1.5にしたかったのですが、それ以前の状況です。グラフを作ることも出来ていません。
ただ、このルールでは経済成長なしにいきなり衰退へ向かうこともあるため、景況変化の条件をモノポリーが発生したりプレーヤーが減ったら行うようにするべきかもしれません。
そんな感じでスマートなプランを依然として描けていません。今の状態では冗長的すぎるため、もう少しシンプルなプランを描ければ良いのですが、ちょっとそれにはもう少し考える必要がありそうです。
勢いに任せて書いてみた反独占理論ですが、続きはいつになるかわかりません。思いついたらもしかすると書くかもしれません。
最初の記事
反独占理論1モノポリーと現在の経済の問題について
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