この記事では、インフレーションレートとCPIについて記述致します。
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2005年から2015年のインフレーションレート推移です。青いバーはIMF予測です。
こうしたハイパーインフレに近い状態が続いており、イラク現地通貨ディナールは完全に価値を失う傾向にありました。このような状態にあることを踏まえると投資先としては良いと言えないでしょう。参考:デノミネーションについての資料-イラクデノミネーション
基本的に敗戦すると権力者の資産価値や国債価値が消滅、デフォルトする傾向にあります。そのため、急激に貨幣価値が消滅し、ハイパーインフレに至ります。この流れは企業なら倒産に似ています。
つまり、敗戦した国家の通貨は急激に価値の劣化が生じるため、売り込むならともかく、買うのは自殺行為であることがわかります。
2004年から2015年のCPI推移です。
2000年の数値が100となっています。
そのため、10年ほどで貨幣価値の劣化と商品価格の高騰が進んだことがわかります。
今後はデノミネーションによって生じるインフレーションレートの推移が個人的に注目したいところかもしれません。
ちなみに、上述の参考記事ではデノミネーションが問題であるかのように書かれていますが、多くの国家ではデノミは問題ではありません。問題はハイパーインフレにあるのであって、デノミは単なる桁落としによる新通貨の発行に過ぎません。
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