この記事では株価指数、失業率を対象に記述致します。
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1983年から1988年の株価指数推移。
1986年前後に大きなボトムを描いているが、この裏付けは全く取れない。一つにはジャワ島などから別の島への入植が進んだことも挙げられるが、一概にこれだけでは説明がつかない。
1988年から2004年の株価指数推移。
1999年にはアジア通貨危機の影響から一度指数が悪化するも、調整局面が続く。
2004年のスマトラ島沖地震直前まで、経済は好調であったことがわかる。
2004年から2011年の株価指数推移です。
2009年には世界金融危機の影響を受けました。その後急速に上値を伸ばし始め、直近では既に上値を更新しています。
経常収支黒字国ですから、当分の間上値を伸ばす可能性があります。
1983年から2011年の株価指数推移です。
2004年以降の伸びが目覚しい状態にあることがわかります。
今まさにインドネシア経済は歴史的な超好景気にあると言っていいでしょう。
問題は、今後どこまで伸びるのがか? ですが…ちょっとこれだけでは全く判断できません。
というのも、まず貿易収支黒字なら当分は伸びる可能性が高いです。
ただ、当然のことながらバブルには警戒が必要となりそうです。
2004年から2011年の失業率推移です。
直近でもかなり高めの失業率となっているのがわかります。
まだまだ成長余地があると言うことでもあります。
ただ、スマトラ島沖地震、ジャワ島中部地震に見られるように震災国でもあるため、今後の地震には警戒が必要となりそうです。
どこまでインドネシアの株価指数が上値を伸ばすかは予想しがたい状態にあります。
ただ、貿易収支が黒字のうちは安定した成長が続くでしょう。
今後はインドネシアルピアのレートと合わせて警戒が必要となりそうです。
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