前回結果が+1.8万人。今回予想が+8.5万人となっています。
まずは歴史的な推移から見てみます。1939年から2011年のものです。
1946年前後に急激なボトムが形成されています。
WW2終結と同時に解雇が相次いだことがわかります。
そのボトムを更に下回るものは現在でもないように見えます。
しかし、2008年以降のボトムは継続的に形成されているため、総数では1946年を上回るかもしれません。
こちらは2000年から2011年の推移になります。
やはり2008年以降のリーマン・ショックが大きなボトムを作り上げているのがわかります。
しかし、直近では若干の持ち直しが見られました。
それもここ数ヶ月ではほぼ0に近づいているのがわかります。
直近ではほぼ0に近づいています。
これは日本の震災などの影響を間接的に受けた可能性はあります。
7月の景気を株価指数で振り返ると…
直近では続落していますが、7月中は高めで推移していた事がわかります。
また、ADP雇用統計が若干上振れしたことからもわかるように、非農業部門雇用者数も若干の上振れを見せる…かもしれません。
ただし、この分だと8月、9月の統計は悪化するかもしれません。
…あくまでも株価指数を前提とした見方に過ぎませんが…。
最終的には、景況が明らかに悪化し始めているため、若干の上振れなら反応も抑制されてしまうかもしれません。
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