この記事では為替レートについて記述致します。
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1972年から1981年の為替レート推移です。
1991年6月にデノミネーション(1:100)を行なっているため、旧通貨でのレートが非常に小さく見えます。
1972年の固定レートは例えるなら、旧メキシコ・ペソ12.5=1.0USDと言ったレートのようです。
しかし、この固定レートによって経済の柔軟性が無くなり危機が見えなくなることになります。
1981年から1985年の為替レート推移です。
レンジは0.025以上0.5以下となっており、2000%もの異常な通貨安が進んでいることがわかります。
1982年からメキシコでは債務危機に見舞われています。
1985年から1990年の為替レート推移です。
レンジは0.3以上3以下となっています。約1000%上昇しています。
1990年から2000年のインフレーションレートです。
レンジは2.8以上11未満と言ったところでしょうか?
約392%の上昇が進んでいます。
1991年6月には1:1000のデノミネーションが行われています。
1994年から通貨危機に見舞われています。
2000年から2011年の為替レート推移です。
レンジは9以上16未満となっています。
11年間でこのレンジなら通常の範囲内かもしれません。ようやく為替が安定してきたと言えそうです。
1972年から2011年の為替レート推移です。
右肩上がりにかなり速い速度で通貨安が進んでいるのがわかります。
どうも、今後も通貨安が進みそうな雰囲気が漂っているのはメキシコの難しさがよくわかるかもしれません。
ハイパーインフレの定義としてケーガンは月率50%と述べています。この場合、年率12,974.63%となります。
約40年間で約112,000%の通貨安となっています。
やはりデノミネーションが必要だったということを踏まえると、やはりハイパーインフレが生じたと言わざるを得ないでしょう。
政策金利の推移がもっと長期間手に入らなかったのが残念でなりません。
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