この記事ではインフレーションレート、政策金利、経常収支、貿易収支、失業率について記述致します。
2001年から2011年のインフレーションレートです。
2004年から急激にインフレが加速し、2005年には収束、その後2008年にかけて加速後、10%前後の高いインフレが続いています。
1991年から2011年の政策金利推移です。
非常に高い利回りとなっていましたが、直近では収束傾向にあります。
政治的に安定し始めた可能性があります。やはりこれからが楽しみな国と言えるでしょう。
2001年から2011年の経常収支推移です。
直近での落ち込みが引っかかるところです。穀物などの価格は2007年頃から急激に高騰したので、そうした商品価格高騰の影響によって経常収支が大きくマイナスに振られた可能性があります。
2001年から2011年の貿易収支です。
もっと工業製品や、資源の輸出が盛んになれば貿易収支も改善する可能性があります。
これからは4大外貨収入源(観光,運河通航料,石油輸出,出稼ぎ者による外貨送金)が貿易赤字を補填する経済構造を改める必要に迫られそうです。
1993年から2011年の失業率推移です。
全体的に非常に高い失業率が続いていることがわかります。
これは産業が貧弱で成長に乏しい割に、出生率が高いことにあります。
これを抑えたいなら、税金を上げるなりする必要がありそうです。ただ、生活が苦しいはずですので、税金を上げたら革命が起こるかもしれません。
ただ、つい先日エジプト騒乱があったばかりですから、これからエジプトは政治的にも柔軟性のある国家へと歩を進めることでしょう。
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