2012/04/24

1850年から1914年のイギリスGDPと国債推移のグラフ化と分析


1850年から1914年のイギリス国債残高推移とGDP推移をグラフ化して分析してみます。

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1859年に国債とGDPがゴールデンクロスを描き、その後1914年には4倍近い差が開いているのがわかります。

この時期には、植民地の拡大、蒸気機関の発展、アメリカの成長、諸外国との関係改善などなど様々な成長の裏付けが見られます。

1851年 ロンドン万国博覧会

1875年 スエズ運河会社株買収

1878年~1880年 第二次アフガン戦争

1880年~1919年 アフガニスタンを保護国化



1850年から1880年の推移です。戦争等から推移との関連性を見出すことは出来ません。

1882年 エジプトの保護国化

1899年~1902年 第二次ボーア戦争(南ア戦争)

1901年 オーストラリア連邦の形成

1902年1月30日~1923年8月17日 日英同盟

1904年4月8日 英仏協商

1907年 ニュージーランド連邦形成

1907年 英露協商

1914年~1918年 第一次世界大戦


1880年から1914年の推移です。

1907年から1908年にかけて瞬間的な落ち込みが見られますが、基本的に推移と上述した年表に関連性は見いだせません。


明らかに18世紀と比較してもGDPと国債の推移の関係に戦争が裏付けではなくなったように見えます。ただ、この直後の第一次世界大戦では大きな変化が生じているため、1815年にナポレオン戦争が終わってから1914年に第一次戦争が始まるまでの間、大きな戦争がなかったためにGDPと国債の推移には戦争が影響力を失ったのかもしれません。

19世紀後半のアメリカでは金ぴか時代と呼ばれている黄金期にありましたから、そうした成長からも大きな利益を得ることができた可能性があります。このあたりは別のデータを得て更に分析する必要があるでしょう。

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