2012/04/10

17世紀末から18世紀中盤までのイギリスGDPと国債発行残高推移を分析


1692年から2011年までのイギリスGDPと国債発行残高を£建てでチャートにしてみたので、このページでは1692年から1759年のデータ背景を分析してみます。

ちなみに1900年以前のデータは特に正確なデータではありません。あくまでも推定値です。

1756年から1815年までのイギリスGDPと国債発行残高推移を分析
1803年から1868年までのイギリスGDPと国債発行残高推移を分析
1850年から1914年のイギリスGDPと国債推移のグラフ化と分析
イギリスGDP・国債推移を1910年から1965年にかけてグラフ化して分析
イギリスGDPと国債残高推移を1960年から2011年までグラフ化して分析



では、まずは1692年から1759年のチャートから…


下部のエリアをスライドさせれば自由に表示範囲を変更できます。

1748年に債務がGDPを上回るデッドクロスを描いています。1754年、1755年に債務がGDPを下回りましたが、その後は再び債務がGDPを上回る債務超過の状態へ向かっています。

1639年 第一次主教戦争
1640年 第二次主教戦争

1641年-1649年 清教徒革命

1660年 王政復古 スチュアート朝

1666年 ロンドン大火災 建材交易の繁栄

1688年-1689年 名誉革命

1687年-1697年 大同盟戦争

1689年-1815年 第二次百年戦争

1707年 グレートブリテン王国成立


第二次百年戦争と一括りにして記述していますが、この間には実際に多くの戦争が引き起こされています。そのため、基本的に国債残高の上昇は戦争によるところが大きいでしょう。



1689年-1697年 ウィリアム王戦争

1701年-1714年 スペイン継承戦争

1702年-1714年 アン女王戦争

1697年1712年には国債残高のジャンプが見られます。



1740年-1748年 オーストリア継承戦争

1744年-1748年 ジョージ王戦争

1740年代には急激な発行残高の上昇が見られますが、このオーストリア継承戦争との連動した結果かもしれません。

1755年-1763年 七年戦争

丁度戦争の時期と国債発行残高の上昇時期が重なっているのがわかります。


17世紀末から18世紀中盤までの国債発行残高とGDP推移の分析は以上です。

基本的に戦争による影響が根深いことがわかります。

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